園でのすごし方
※一例です。時季やイベント等によりすごし方は変わります。
登 園
9:00
朝、登園したら先生やお友達に「おはようございます!」と挨拶し、制服を着替えます。
自分の制服を脱ぐこと、着替えること、服を丁寧に畳んで自分の棚にしまうこと、最初は難しいことも、毎日の積み重ねの中で少しずつできるようになっていきます。
自由遊び 外で過ごす
9:30
子どもたちは自分がしたい遊びを自分で選び、主体的に活動します。園庭には体を使う遊び、教室には落ち着いた雰囲気の中で遊び込める遊び、リズム室には絵本や影絵などがあります。
先生たちは子どもたちの遊びをよく見て、今どんなことに子どもたちが興味を持っているのか、今の時期に経験してほしいこと、今の季節に感じてほしい自然環境のこと、をベースに子どもたちの遊びを広げる役割をします。
主活動
11:00
園のカリキュラム(教育課程)にそって、活動を行います。遊びや活動の方法は決まっておらず、子どもの姿から決まります。
子どもたちに様々な経験をしてもらい、その中で自分の好きなこと・得意なことを見つけてもらいたいという思いから、五領域をカバーする多様な活動を行います。
二十四節気・七十二候に沿った活動を行っています
太陽の動きを基に暦を表す「二十四節気・七十二候」をベースに保育活動を考えています。
例えば、4月初旬の「晴明・玄鳥至(つばめきたる)」には、実際に「森のようちえん」の活動でつばめを見に行ったり、つばめの絵本を読んだり、制作して飾ったり・・・
その季節に現れる自然の姿を子どもたちに感じてもらいたいと考えています。
子どもの興味・関心、子どもの姿(育ち)をベースにしたカリキュラム
先生たちは今の子どもの興味・関心、子どもの姿をベースに計画を立て、保育をしています。
計画を立てる際には、園全体、学年ごとでミーティングをし、多様な視点からの意見を含み、計画をします。
計画はあくまでも計画で、子どもたちと向き合った時に、出てくる表現や反応から、柔軟に方法を変え、保育をしています。
給食・お弁当
12:00
栄養の考えられた献立の給食を園内にある給食室で調理し、提供しています。
ただ食べるだけでなく、先生がどんな食材が入っていて、どのように体に良いかをお話しすることで、子どもたちに食の大切さを伝えています。
子どもたちが興味を持ちやすいよう、実際の食材を見せたり、絵本・ペープサートなどを使いながらお話しすることもあります。
そして、天気の良い日は外で食べたりすることもあります。開放的な空間で食事を楽しみ、また季節や行事に合わせた献立のもあるため、子どもたちは食事を通じて季節感や自然を感じます。
おこげも楽しみな “かまどご飯の日”
カレーなどの時は白米を、それ以外の時には大阪府能勢町「安田ふぁーむ」で生産された玄米をいただきます。化学肥料や農薬はもちろん、有機肥料や堆肥さえも施さず、自然のままの土壌と水だけ、土と作物が本来持っている力を引き出して栽培する 『無施肥無農薬栽培(自然農法)』 で作られている玄米です。
また、給食室にはかまどがあります。炊ける量が限られているので、毎日どこかの一クラスがかまどで炊いたご飯をいただきます。子どもたちは炊飯器で炊いたご飯とは違う、おこげを楽しみにしています。
食べたその日に年長さんが感想を届けています
年長さんになると、給食の感想をカードを毎日書いて届けてくれます。
「すーぷがおいしかった」
嬉しいコメントが多いのですが、「・・・が固かった」など、時には厳しい意見もあります。
子どもたちからの感想を次回に反映し、子どもたちが好んで食べるメニューや、どうすればもっと美味しくなるのかな、と給食の先生たちは声を取り入れながら、参考にしています。
農家から分けていただいた稲を園内でも育てて、稲からお米になるまでを子ども達と観察することもあります。
降 園
14:00
お着替えを済ませたら、おかえりの時間です。クラスのみんなで第二園歌の「風になろう」を歌って、挨拶をし、さようならの挨拶をします。
ファミリールーム(預かり保育)、ECC(英語)、RESC(サッカー)、YMCA(体操)といった課外活動、など、その後の過ごし方は様々です。
ファミリールーム(延長保育)・課外活動
14:00
〜
ファミリールームは3・4・5歳の縦割りでおこなっています。縦割り保育ならではの子どもたちの関係性があります。その環境の中で相手を思いやる気持ち、真似しながら挑戦する姿、相手に教えることで遊びが深まる様子など、異年齢ならではの育ちがあります。14時以降家族で過ごすお家のように、ゆったりとした時間の中で子どもたちは主体的に遊んでほしいと考えています。
課外活動は任意の活動です。曜日ごとにECC(英語)、RESC(サッカー)、YMCA(体操)の活動を行っています。
年間行事
4
月
・入園式
5
月
・親子親睦会
7
月
・川遊びキャンプ(希望者)
9
月
・地域の敬老会への参加
(年長児希望者)
11
月
・作って遊ぼう(制作展)
・動物村(移動動物園)
12
月
・おもちつき
・カーニバル
(保護者会主催)
・雪あそびキャンプ (希望者)
・クリスマス会
2
月
・節分
・発表会
3
月
・卒園式(年長児)
6
月
・キャンプ(年長児)
(保護者会主催)
・夏のカーニバル
10
月
・うんどう会
1
月
・バザー
(保護者会主催)
・小学校との交流会
(年長児)
いろいろな活動
体育(YMCA):全学年
各年齢の発達段階に応じたプログラムにより、幼児体育専門の講師が体育遊びを通して体力づくりをし、頑張る気持ちやチームの中での協調性を身につけます。
英語(ECC):年中・年長
子どもの育ちに合った「英語あそび」や「ネイティブの先生との触れ合い」などを通して、外国の言葉や人に興味や親しみをもち、様々な共通点や違いを感じます。広い世界の中で自分らしく生きていくための基礎を築くきっかけとなってほしいと思い、活動しています。
剣道・習字など:年長(いずれかを選びます)
日本の文化に触れながら、心身を集中して物事に真剣に取り組む態度や礼儀を経験します。